【画像加工】古のゲーム画面風味 ~イラストをゲームボーイの画面っぽく~

お気づきの人はまだいないかもですが…
音楽ページを改修中です。
なんだか、古の音源をつかった曲に反響をいただくことが圧倒的に多いため…
(ありがとうございます!)
この辺の曲たちを目立たせるようにしてみました。
整理が追い付いていないのですが、まだまだ改修・追加予定です。
その改修の一環で、各曲になるべくユニークなジャケット画像を指定してあげようと思い…
とはいえ、古の音源を使った曲に、現代のバリバリ鮮明CGイラストを使うのも何か違う気がするので…
それっぽく加工してみることにしました。
ステキな変換ツールがあるよ!
手っ取り早く思いつくのが、「ファミコン風画像変換ツール ふぁみこんぶ」を使用させていただくこと。
画像を読み込み、使用する色を選択すると、ファミコンっぽい画像に変換してくれる とてもステキなツールです。くわしい仕様・使い方については配布元で。ちなみに、「ゲームボーイ用」以外の全色を指定する場合は、色パレット上の任意の場所で右クリックすればOKです (全解除はもう一度右クリック)。
D4 GATEWAY
noia.g3.xrea.com
D4U/kokola さまが作成されたソフトウェアなどが公開されているサイトです。
「ふぁみこんぶ」の入手には、「ぱら倉庫」>「ふぁみこんぶ」とお進みください
自称代表作「sakura night」2015年版 (10年前…!) のイメージイラストも、このとおり:




テンションが上がりますね!!
D4U/kokola さま、ありがとうございます!
ただ…
「変換してみたけれど、もうちょっと調整したい…」という場合も出てくるはず。とはいえ、納得いくまで「画像調整 → ふぁみこんぶ変換」を繰り返していたのでは、時間がかかってしまいます。
というわけで、今回はゲームボーイ画面風に限りますが、次なる手を考えます。
Clip Studio Paint (クリスタ) で加工する
クリスタの各機能を使って、それっぽくしてみます。
まずは比較用に、純粋に「ふぁみこんぶ」でゲームボーイ風に変換。
ドットサイズは2ピクセル (デフォルト、ソフト作者の推奨値)。


一応雰囲気などはわかりますが、感覚としてはちょっとピンボケしてしまったような感じ…?
元画像の明るさ、コントラストあたりを調整すれば、さらに納得のいく出来になる気がします。
まずは下準備
クリスタで、「ゲームボーイ画面風の色セット」を定義します。
一口に「ゲームボーイ画面風の色」といっても、画面の状態、年数、個人の記憶・イメージ…など、いろいろなパターンがあるようです。
初代ゲームボーイの液晶の色を再現する – ゲーム作るくんのサイト
gametsukurukun.com
ゲーム作るくん さまの記事。
個人ゲーム制作者の観点から、「経年劣化した感じ」など、複数パターンのカラーセットを紹介されています。
いろいろ考えた結果、やはり「ふぁみこんぶ」で使われているカラーセットが個人的にしっくり来たので、この4色を使用させていただきます。
クリスタの「グラデーション」ツールで、このような4色パターンを新規作成します。プリセットの「3色ストライプ」などが参考になります。
作成後は名前を付けてロックをしておくと◎。念のため、アンチエイリアスも切っておきます。
これで色の準備ができました。
いよいよ画像加工!
さっそく元絵に対して
「フィルター」>「効果」>「モザイク」を選択、ブロックサイズを「2.00」にして「OK」
で、2pxのドット絵もどきに変換します。


次に、先ほど保存したグラデーションマップを適用します。
「レイヤー」>「新規色調補正レイヤー」>「グラデーションマップ」を選択

一気にそれらしくなりましたが、やはり画像の調整が必要そうな感じです。
そこで、モザイク加工した元絵レイヤーとグラデーションマップのレイヤーの間に「トーンカーブ」調整レイヤーを作成します。

「レイヤー」>「新規色調補正レイヤー」>「トーンカーブ」、プレビューを見ながら調整
今回はこんな感じに調整しました。

(これは個人的な色使いの傾向・癖によるものだと思いますが、こんな感じにS字型に調整するとイイ感じになる…ことが多いです。)

なんかすごくイイ感じです!!やりました!!!🙌
まとめ
ステキなソフト「ふぁみこんぶ」を使用すると、お手軽に自分の作品をファミコン風味に変換できます。テンションが上がります!
こだわりたい場合は、クリスタで調整するとテンションが一層上がります!
なお、クリスタでの調整は「トーンカーブ」フィルターにとどまらず、加筆したり、乗算レイヤー・加算レイヤーで局所的に明暗調整をしたり、ほかにもいろいろできます。




作品のさらなる可能性・ステキな表現を模索してまいりましょう🙌
音楽ページの改修もすすめないと…💦


Xfolio をだいぶ放置してしまったので…
色々整理しました。
- 本サイトのつぶやきへの導線追加
- 最新のクリスタ素材をピックアップ
- 素材系の投稿に絞る
導線をつくるため、最近の絵を並べてみましたが…
ふふふ ウチノコいっぱい かわいいね (`・ω・´)
ところで
クリスタに、デフォルトでウォーターマークやノイズ処理を入れる機能があったのを、いまさらながら知りました笑
ウォーターマークを公開作品の保護に使用する “CLIP STUDIO PAINTの新機能 #2” by ClipStudioOfficial – お絵かきのコツ | CLIP STUDIO TIPS
ためしにノイズを入れてみましたが…

うーむ…30%でこんなかんじですが…
じぶんの絵ならまだしも、ファンアートや、よそのこを描いた時に入れるのはためらわれますね…
いやな時代になったものです
…
そうそう、あとは「Misskey」に登録しました。
(正確には再登録…一度登録してみて消してしまった&同じ名前は二度と使えないので、いつものなまえがつかえなくなった…(アフォ)
素材関係・DICE Project 公式(なんのw):https://misskey.io/@diceproj_com
一次創作メイン:https://misskey.design/@diceproj_com
Skebと連携すると割引になったりするので…
あとは、ついったーよりかはAI的ないみでも多少安全らしい?ので…
サービスはあんまり手広くしたくないのですが、仕方ないですね
嫌な時代になったものです…
(´⊙ω⊙`)
[素材] dp-水彩●筆 dual Set / Watercolour Brushes
![[素材] dp-水彩●筆 dual Set / Watercolour Brushes](https://diceproj.com/backyard/wp-content/uploads/2024/11/dp-watercolour-dual-set-thumbnail-150x150.jpg)
以前公開した「dp-水彩●筆 / Round Watercolour Brush (id=1830198)」をデュアルブラシ化・再調整したセットです。
アナログ風の水彩・アルコールマーカー、厚塗りなど…
前作とはまた違った、より幅広い表現ができるようになったと思います。
楽しんでいただけたら幸いです!

ぜひつかってみてください!
↓↓ ダウンロードは Clip Assets から!↓↓
dp-Grungy Abstract Brush Set

とても久々に、Clip Assets に新素材を投稿しました。
(最近はもっぱらモノクロまんがやキャラ絵を描いています…)
カラー絵に使用する想定だった質感系ブラシですが、モノクロまんがの表現でも使えそうです。

今回は、自創作「Lost Number」から、いろいろ作例を挙げてみました。
ファンタジーはじめ、いろいろな表現につかえそうな気がします!

もちろん、水彩風をはじめとしたカラーイラストにも。

ぜひつかってみてください!
↓↓ ダウンロードは Clip Assets から!↓↓
Commission #06

Skebにて、ミュージックのご依頼をいただきました。
どうもありがとうございます!
Skeb Request #5
skeb.jp
ご依頼要点
- 依頼主様のオリジナルキャラクター「リキ」さんのテーマ曲
- SF×ファンタジーの世界
- 強いんだけど残念ないけめん。
- ロッ〇マンエグゼっぽい雰囲気かも
- diceproj製参考曲:2019-05-06、Speed Up
- サイバーチックな音をメインに使って欲しい

制作過程
まず、頂いた情報をもとに、イメージを把握します。
SF…テラフォーミング…なんか、こんなかんじでしょうか?

とても強いし、黙っていればいけめんなのでしょう。
しかし、ご主人様が大好きすぎて仕方ないみたいです。
「2019-05-06」も挙げていただきましたし、なにかしらロボボイスにしゃべらせてもいいかもしれません。
ロッ〇マンエグゼの曲も聞いてみます。
なるほど、古き良きゲーム音源を主体に使うと良さそうです。
この手の音源は大好きです。ふふふ。
そんなかんじで、打ち込みを開始します。
ポイントはやはり、「ざんねんな」いけめん…ということだと思います。
ただカッコイイ・キレイめな感じにするのではなく、なにかしらざんねんな感じを出したいと思いました。
ベース、ドラム中心に、ちょっとズレてるというか、「お、Oh…」といった雰囲気にしてみます。
かつ、「雰囲気的にはロッ〇マンエグゼっぽいかも」とのことで、メロディーラインはしっかりしている感じ、やたらと現代的な装飾はしない方向で。
曲のところどころで、なさけないかんじのボイスを入れてみたり (ご主人様に置いていかれそうになっているのかもしれません。笑)、何度も書き出して調整したりして、完成まで持ってきました。
さて…こんな解釈で合っていたでしょうか?
まとめ
今回は、はじめましてのキャラクターのテーマ曲に挑戦させていただきました。
参考に挙げていただいたdiceproj製の曲は、結構昔の作品だったので、いまになって浮上してきた課題を解消しつつ、新しい曲に反映できた…という点で、とても勉強になりました。
「ざんねんな」というのが意外とやっかいで、考えなしに作るとすぐに「キレイめ」系の方向になってしまうので、何度も軌道修正したり。これはまた別の機会に生かしたいと思います。
重ねまして、このたびはリクエストいただき、大変ありがとうございました!